* 1/12自作可動素体「WR-7」 開発記録 1ページ目 *
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3/18
MMS素体の供給が不安定なこともあり、自作可動素体の設計に着手しました
構造等、
ノートに書き出しています
素体開発にあたっての目標としまして、
・組み立てかんたん
・
市販ジョイント等は使用しない
・市販可動フィギュア並の強度と関節渋みを持たせる
・もちろんボディ形状は当社らしく
といったところです
現在検討中のプランでできなくはないと思いますが、
レジン以外の多種素材部品のインサート成形などで、
通常のレジンキットより生産工程が増えると思われます
以上すべて計画段階ですので「土台無理な話だったよ…」となる可能性もあります
実現出来るなら、夏頃にWR最初期型をイベント&通販で販売したいと思います
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3/20
ゴム製品や金属棒などの試験材料をいろいろと発注しました
1/12サイズにこだわりたい理由は、
「武装神姫」から貰ったいろんなものをこの先も生かしたいことはもちろん、
ドールハウス系ミニチュア文化との接点も模索したいというのもあります
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3/22
試験用資材が届きはじめました
今回の素体で関節の渋み(曲げ伸ばしの固さ案配)を安定させるために使用するのが
当社製神姫で首ボール受け部などで使用してきた「塩ビ(PVC)チューブ」です
これを一定の厚みでスライスしたリングを、ガンプラのポリキャップ代わりに使用します
テスト
ここに塩ビのリングを埋めこんであります
直径を合わせた棒を差し込んで廻すと、ちょうどいい渋みです
すり減らないので緩くならず、経年しても変質しづらい素材です
部位により軸直径の大小や形状に違いはありますが、基本はこの方式です
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4/1
1/12ボディの基礎造形を進めました
スカルピーでの造形スタート7日目、胴体部はほぼOKです
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6/4
ボディの形状出しがだいたい終わったところです
頭部やお洋服、自作外付けパーツ等を共有させるため、mms 3rd small に近いサイズで制作しています
ただし、全体にぷに寄りに完全新造していますので、既存の公式神姫パーツは共有不可となります
作業中のく式さんから採寸するようす
まだ手首はこんな感じです(スカルピーのかたまり)
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6/7
手首の制作途中の画像です
固いグレースカルピーに微量のエナメル溶剤を指につけながらよく練り、
エナメル溶剤で少し溶かしながら盛りつけます
140度のオーブンで3分間、こまめに焼き固めながら進めます
オーブンの内部には、こがさないようにアルミホイル製のテントを作ります
おおまかな造形完了 ここから煮詰めていきます
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6/11
まだ手首です
はじめ、mmsと同じサイズで指の直径だけを太めにして作ったのですが
ぷにぷに手でなく単に大きすぎる手になってしまったので
サイズをひとまわり小さく設定して、再トライです
手首にはmmsと同じようにちょうつがい可動を組み込む予定ですが、
かなり小さい関節になるので、構造や強度的にうまくいくのか心配です
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7/29
肌色レジンに置換した試作品をWFにて展示(写真左端)
まだ関節は動きません
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