* 「WR-7」組み立てマニュアル WEB版 (補完ページ)*
(2013 7/16 改訂しました)
「WR-7」 キット付属 ペーパーマニュアル (メインページ)
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こちらのマニュアルも参考にして下さい
■ヘッド組立マニュアル ■カラーレジンキット製作実況

落ち着いて作ればどなたでも完成できます!(一般的なガレージキットに比べ、難易度はかなり低めです)
* WR-7 パーツリスト *

パーツの裏側に R(右)/ L(左) の刻印があります

肩ジョイントと足首ジョイントが似てますので、ご注意下さい

ユニットごとの接続面に、ポッチの数で左右の目印がつけてあります

ジョイント以外はすべて左右がありますので、ポッチを確認して下さい
< バリをとります >
樹脂が流れた出入り口の跡(ゲート)と、型の合わせ目に入り込んだ薄い膜(バリ)の
余分な部分があります
デザインナイフやヤスリなどで、丁寧に取り除いていきます

軸のバリは多少残っていても差し支えありませんので、軽く削る程度にして下さい

設計より軸が細くなってしまうと、可動部がゆるくなってしまいます
*
<上手なゲートカット方法>

前後左右に割られたパーツが多いですので、パーツを2つまとめた状態でバリをとります


マスキングテープなどで2つのパーツを仮止めしておくと作業しやすいでしょう
* 関節受け用のビニールチューブをカットします *
<胴体部>

内径2.5ミリのみを使用します
<腕部>

内径2ミリのみを使用します
<脚部>

主に内径2.5ミリ、太もも軸のみ内径3ミリ、ボールジョイントにCリングを使用します
同時に全てカットすると、なくしたりまざったりしますので、
一個カットしたらすぐ使用しまた次をカット、の方が良いでしょう
チューブの長さはそれほど厳密ではありませんが、
あまり短いとグリップ機能が落ちますので、
できるだけスペースにちょうどいい長さにして下さい
* チューブのカット方法 *
まず、端をキレイにカットします

端を指でギューとつぶし、平たくなるようにくせをつけます

くせがもどる前によく切れるニッパーでパチン

直角になりました

使用する部分にあてがい、印を付けます
(定規で長さを測らないで、こんな感じでいいです)

印の位置をまた指でギューとつぶします

パチン!

OKです!
しるし付けについたマジックインクなどは、シンナーで落としておくと
組み立て時にキレイに仕上がります
(インクが瞬着で溶け出します))
* 差し込むタイプのチューブ *
径がジャストサイズでかつ摩擦があるので、スルリとは入りません
つまようじやピンセットをご用意ください

穴の位置にチューブを指で押さえます

ぐるりを円をかきながらエッジを押し込んでいきます

エッジが全部もぐりこんだら、つまようじのおしりで少しずつ押し込みます

さしこみタイプのチューブは接着しない方が、動きが良いようです
* 接着するタイプのチューブ *
パーツの接着と組み立てには、ゼリー状瞬間接着剤、液状瞬間接着剤をご用意ください
先細ノズル、瞬間接着剤硬化促進スプレーがあるとベストです
分割されたパーツにサンドイッチされるチューブは、片側パーツのみに接着します!
(両面とも接着してしまうと、柔軟性が損なわれて関節が破損しやすくなります)

ポッチがいっぱいあるところがチューブ接着位置です
ゼリー状瞬間接着剤を少量つけます

つまようじでのばします

ピンセットで定位置に置きます

接着するまで指でしっかり押さえます

チューブが固定したら、液状の瞬間接着剤を流し込みます

瞬着は多めに使用すると硬化まで数分の時間がかかりますので、
硬化促進スプレーがあると、作業が段取りよく進みます
(多めのゼリー状瞬着も、スプレーの一吹きで一瞬で固まります)
* 太ももボールジョイントの組み立て*
このボディのいちばんポイントになるところです
ドーナツリング状チューブが2つ入っていますので、下の図のようにカットします

大きい方を使います

後ろ側のももパーツ(軸がある方)に、カットしたチューブの半分を接着します

チューブをちょっとひらいてボール部分をはめこみます

パーツやチューブの成形のばらつきでゆるみが出ている場合があるので、
接着前にしっかりテストします

少し固いくらいがちょうどいいので、ゆるめと感じる場合は
反対側パーツのチューブ用のミゾを、テープなどで底上げして下さい

確認と調整がすみましたら、パーツの前後を接着します
まずは位置合わせのゼリー状瞬間接着剤を点で付けます

指でしっかり圧をかけて、パーツの位置が固定されるまで待ちます

パーツの合わせ目に液状瞬間接着剤を流し込みます
量が多過ぎるとボールジョイントまで浸透して固まってしまいますので、慎重に…
こまめにジョイントをまわして、固まらないように注意しましょう
*おまけテクニック・軸の太らせ方
*
☆瞬間接着剤で太らせる

おもちゃのゆるみ修正などで、よく使われる手法です
軸に少量の液状瞬間接着剤をつけ…

軸を下にむけたまま、のばします

硬化促進スプレーをシュッとひとふき
もし太くなりすぎてしまったら、棒ヤスリなどで慎重に調整して下さい
* 手首の組み立て*
パーツの根っこを持って、集中して、まっすぐに押し込んで下さい
(念のため、予備の軸を一本入れてあります)

ちょっと固めです

ポッチの山が少し高かったかな…?
ヤスリでほんの少しだけ山を削ると楽かもしれません

